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療育

ウイングの療育理念

「全てはお子さまのために」
「継続的で一貫性のある支援を、幼児期から成人まで」

私たちが目指すのはお子さまたちそれぞれが大人になったときにそれぞれに相応しい人生を送るサポートです。
具体的には、人生の次のステージに向かうための支援です。
幼稚園、保育園、療育センターから小学校、中学校、高校。学生生活が終われば、いよいよ社会へ。
進路には、一般就労、就労移行、A型、B型、生活介護、など一人ひとりそれぞれの居場所があり、
その中で充実した毎日を送ってもらいたい。ウイングで実践するのはそのための支援です。

一人ひとり目指すものは違います。絶対的な正解もありません。
しかしお子さまたち一人ひとりはそれぞれ無限の可能性を秘めています。
できることを増やす、理解できることを増やす、落ち着いて過ごす、楽しみを増やす・・・・。
これらすべてがお子さんたちの成長です。この成長により、将来の選択肢が増え、そして充実感も高まります。

一人ひとりの成長のために、私たちができることに全力で取り組んでいきます!

ウイングの療育目標

  • 自己肯定感を高める
  • できることを増やす
  • 理解できることを増やす
  • 楽しみを増やす
  • 落ち着いて楽に過ごせるようになる
  • 自分で考えて行動できるようになる

ウイングの療育方針

1.わかりやすく伝える

  • 短く簡潔に伝える
  • 静かに穏やかに伝える
  • 視覚で伝える

2.焦らず待つ

  • スモールステップ
  • トライアンドエラー
  • 観察・分析・仮説

3.一人ひとりのために

  • 一人ひとりの成長の記録を残す
  • 一人ひとりのための個別支援計画を策定する
  • 一人ひとりの療育チームを組成する

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ウイングの療育プログラム

ウイングの療育は、臨床心理士など心理の専門家、特別支援学校の教諭など学校教育者、福祉の世界で障がいのある人の支援を追求してきたスタッフ、医療側から障がいのあるお子さんをサポートしてきたスタッフなど多種多彩なスタッフによりさまざまな角度からの臨床データや知見を活かしてプログラムされています。

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スケジュールの提示

お子さまが活動を楽しむためには、次に何がはじまるのか、期待される活動はどのような順番で起こるのかを明確に知らせることが重要です。
しかし、時間の概念が困難なお子さまもいらっしゃいます。いつ、どこで、どのような活動をするのかを視覚的に、一人ひとりに理解できるよう工夫されたスケジュールを提示します。

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ワークタイム=自立課題とは

お子さまが施設に到着して行うのが自立課題です。ウイングではこれを「ワークタイム」と名付けました。ワークタイムは他のデイでも行われるようになり、「ワーク」はデイの世界で一般的な呼び方になりつつあります。市販のプリント教材の他、ウイングオリジナルのワーク教材が50種類以上あります。

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ワークタイム=自立課題の目的

ワークタイムの目的は大きく3つです。

  1. 学習態勢を身につける。これは「椅子に座って所定の時間まで決められた課題に取り組む能力を高めること」です。
  2. 気持ちの切り替えを行う。学校からウイングへ、またはご家庭からウイングへ「ここは学びの場に来た」という気持ちを切り替えることができます。
  3. 報連相の基礎を高める。ワークを通して、「できました」などを伝える能力が高まります。

ワークタイム=自立課題

  • ① 指先課題
    目と手の協応を高める・指先の巧緻性を高める・協応作業を高める・生活や就労スキルを高める
  • ② 視覚認知課題
    目で見た物の認識や眼球運動を高める・物を回転させたり組み合わせたりする能力を高める
  • ③ 言語課題
    平仮名やカタカナを正しく扱う能力を高める・文章を作る能力を高める・「物」と「物の名前」の意味を理解する能力を高める
  • ④ 数課題
    数に対する理解を深める・時計を読めるようになる・お金の「円」の概念と「枚」の概念を理解する
  • ⑤ SST(社会性スキル)課題
    社会で生活していくための、様々な行動のルールやマナーを理解する力を育てる
  • ⑥ 教科学習課題
    学校での学びをサポートする。国語、算数(数学)、理科、社会など

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ルールゲーム

ルールゲームでは楽しみながら「ルールを守る」ことを学ぶのはもちろん、同時に以下のような成長を促します。

集中して話を聞くや物を見る力を育てる、言語能力を高める、そして記憶力を鍛えます。

他者との関わりでは、順番を待つ、お友達と協力し合う、お友達を応援するなど人との関わりやコミュニケーション力を高めます。

(お子さんの目標次第では)予想外の出来事に慣れる、失敗や負けを受け入れる練習も行います。 また、動作を取り入れるゲームでは、身体のコントロール、追視や目と手の協応動作の訓練にもなります。

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工作活動

ウイングの工作は「身近な材料を使った工作」「本格的な工作」「季節の工作」に分類されます。

難易度については「簡易的な工作」「ハサミで切る、ノリで貼るなど基本的な工作」「微妙な力加減など細かな作業を伴う工作」「複数の手順を理解して行う工作」など、成長に段階に合わせたプログラムを準備しています。

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調理実習

ウイングの調理実習は買い物学習から始まります。スーパーで食材を仕入れ、その食材を調理します。出来上がった食事を食べ、後片づけをして調理実習が終わります。この一連の流れやプロセスを学ぶことは実生活で活きてきます。

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運動療育

ウイングの運動療育は「サーキット運動」や「リズム運動」を実施しています。サーキット運動は主に屋内でトランポリンやフラフープ、縄跳びひも、ネット、ラダー等を使って行います。

サーキット運動を通して、身体の動かし方やコントロールする力を養いつつ、身体全体を動かして遊びを取り入れた中で楽しむことを目的としています。

「リズム運動」はコーディネーショントレーニング(リズム能力など)を楽しみながら、変化をつけて行うことで運動能力・身体能力の向上を図ります。また、

粗大運動を通してボディーイメージを持てるようになること、目と手足の協調運動の苦手さを軽減していくことを目的としています。

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音楽療法

音楽療法では、子ども達の身体やコンディションに合わせて、その都度適した内容で実施しています。 音に合わせて皆で身体を動かし、歌い、打楽器のリズム打ちなどをします。子ども達が楽しみながら身体を動かすような曲からジブリまで、様々な曲で取り組んでいます。 また、時にはモーツァルトの音楽をBGMに、ゆったりと床に座る、寝転ぶなどしてリラクゼーションを図ります。自然と耳から入ってくる音楽でクールダウンにもなり、心や身体の緊張を和らげる効果をもたらします。 音楽療法を通して、自然と身についていくコミュニケーション力、皆で一つの事に取り組む時間、楽しい時間を一緒に過ごす事を目的としています。

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